マツダ・ロードスターが改良
投稿日:2012年07月09日
ロードスターの改良が発表されました。
基本的には、内外装の中心の小変更になります。大きく変わったのは、フロントマスクで新型の特徴の一つになっています。
全車に「アクティブボンネット」を装備
今回、歩行者の頭部への衝撃を緩和する「アクティブボンネット」が全ての車に採用されました。これは衝突時にボンネットが自動的にせり上がって、歩行者の頭部へのダメージを軽減するというものです。
こちらのpdf によると、平成17年(2005年)9月1日以降の新型車と、既に生産されている車に対しては、平成22年(2010年)から導入されているようです。
ですが、「対策が困難な、車高の極めて低い自動車、SUV、貨物車、キャブオーバー車、ハイブリッド車の適用時期は2年遅れとする。」と注釈が付いていました。ロードスターは、この”車高の極めて低い車”として例外扱いをされてきていましたが、2012年の9月1日以降はこの基準が全ての車に適用されるようになるため、ロードスターも対策車を出してきたようです。
※管理人は、RX-8が無くなるなるのは、この対策ができるほど台数が出ていないから。という事をディーラーから聞きました。
走りへの変更
走りに関する変更は主に2点になるようです。ちょっとしたリプログラム。という感じに見えます。
・MT車のスロットル特性の見直し。アクセル制御をしやすく。スロットル制御をより緻密にし、リニアリティのある軽快なパフォーマンスフィールに。
・ブレーキブースター(制動力倍増装置)の特性の見直し。制御をしやすく。車両の前後加重のコントロールをより容易に。
とあります。
その他に、「重量の増加を抑えるため、新デザインのフロントバンパー、アクティブボンネット、新デザインの17インチアルミホイール、車両内部の配線にいたるまで軽量化を徹底しました。」とあります。
”車両内部の配線”というところが何ともマニアックで良い感じです。
内外装への変更
ソフトトップ車と、パワーリトラクラクタブルハードトップ(RHT)車の個性の違いを表現するようなコーディネートが行われたそうです。また新しいフロントバンパーは全車共通になるそうです。
ソフトトップ車
ソフトトップ車は、「タイトスポーツ」をキーワードに、スポーティなブラック基調のコーディネーションをしたそうです。ヘッドライトがブラック調になっています。ホイールもガンメタ塗装になっています。
ソフトトップ車は専用の小型メーターフードになりました。
こちらはメーターリングが「グロッシー・ダークグレー」という色になっているそうです。6MTのRSのみ標準ぬなり、Sはオプションとなるようです。
左右に貫くデコレーションパネルの色が新色の”グロッシー・ダークグレー”になって渋さを醸し出しています。
ちょっとわかりにくいですが、メーターフードも小型化されています。
RHT(リトラクタブル・ハード・トップ)車
RHT車は、「プレミアムスポーツ」をキーワードに各所にシルバー色のパーツを採用し、上質で心豊かな走りを予感させるコーディネーションをしたそうです。ヘッドライトはクローム調でキラキラしています。新デザインのシルバーの17インチ・ホイールも追加されました。
写真の色は新色の「ドルフィングレーマイカ」です。UKでは既に発売されていた色が日本にも導入されました。代わりに「メトロポリタングレーマイカ」は絶版になります。
RHTモデルに新しく追加された新デザインの17インチホイールです。
デコレーションパネルの色は、ソフトトップと同じ色ですが、メータリングの色に変更は無いので、ソフトトップモデルで6MTのRSの写真と比べるとメーター周りのシルバー分が多くなっています。
両車の違いは、以下のような表が公開されています。
追加になった新色「タン」のシートです。おしゃれな感じになっています。
こちらは通常の黒の革シート。
アルカンターラ&本革のシートです。REACROの文字が入っています。
RHT VS のフロントです。16インチホイールです。
RHT VS のリアです。リアに関しては今回見た目の変更はありませんでした。
新型ロードスターのグレードの価格
やっぱりマニュアルが欲しいのと軽いのがよさそうな気がするので、管理人的には、無料(タダ)で頂けるなら6MTのRSのソフトトップかな・・・