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2017 東京モーターショー見所レポート

投稿日:2017年11月03日

mazdabooth1

東京モーターショーも後3日なりました。
連休中に行かれる方も多いと思いますので、できるだけメジャーな情報以外のものをまとめてみたいと思います。

混雑具合

有休を取得して平日の午後2時くらいから夕方7時00くらいまでで、足休めの休憩を入れながら一通りかけて回りました。

体験型のアトラクション系は全てスキップしましたので、アトラクションまで楽しみたい方は、丸一日もしくは、日を分けての参加が必用だと思います。ものによっては1時間待ち。というものも見かけました。

2時-4時くらいは、人が多すぎて、車の全体像が見られないブースも多々でした。
平地に置かれている車の写真を撮りたい方には、人が車の周りにまとわりついているため、あまり向いて無い時間帯です。私はもっぱら囲いのある車やステージ上に上がった車のみの写真を撮りました。

demio
この写真は4時少し前に撮ったマツダブースでの写真ですが、ある程度待って良い瞬間を撮ったのですが、人が切れる瞬間を撮るのが精一杯です。

5時くらいになるとかなりゆったりした感じになっていましたので、足が疲れて厳しいですが、写真目的で来場するのであれば、全体を2回巡る覚悟をして

  • 日中(混雑時間):ステージ上の車の写真
  • 夕方以降:平地に置かれた車の写真

のような形でわけた方が良いかもしれません。

「アフター4入場券」であれば、16:00 以降、大人半額の900円で見られますので、「アフター4入場券」というのは写真目的の方には良い選択肢の気がします。但し、「アフター4入場券」は18:00で閉場する最終日は販売されていません。

落とし穴

展示会場はざっくりと言って、東と西に分かれていますが、ホンダのブースとヤマハ、カワサキ などの2輪車系は、東側の中でも別棟の離れた展示ホールにあります

西棟の展示はトヨタとダイハツだけで、前回の展示スペースの1/2 ~1/3 くらいになっており、その代わりに東側に拡張されたようです。昨年の感じで行くとホンダと2輪を見落とす事になるので、注意が必要です。

マツダのブースは東棟の端にあるので、マツダより先の別棟に、ホンダと2輪系がある。と覚えて置くと良いと思います。

マツダブースの見所

貴重なマニュアル車が展示

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全車種は確認してないのですが、私が確認した中でも、アクセラとアテンザ、CX-3は、マニュアル車が展示されていました。マニュアル車のシフトフィーリングが気になる方はご確認下さい。

New CX-8!

new_cx-8
日本で販売されているすべての車が展示されているので見所を上げて行ったら切りがないのですが、市販車から一つあげるのであれば、発売間近の CX-8 だと思います。
前席はCX-5とほぼ同じ?なので、3列目シートや後席の広さなどを確認してみるのが良いかなと思います。

次期アクセラ? KAI

mazda_kai
コンセプトカーの「魁(KAI)」ですが、ライト周りなどはアグレッシブになっていますが、全体のサイズなどは非常に現実的なものになっていて、次期アクセラのオリジナルデザインをベースにアグレッシブに仕上げました。ぐらいの感じに見えました。

SKYACTIV-X

skyactiv-x
SKYACTIV-X も展示されています。何Lのモデルかわからなかったのですが、思ったよりコンパクトでした。解説ビデオは必見だと思います。

BOSEサウンドシステム体験

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並んでいたので、後からもう一回、来ようと思って7時くらいに戻ってきた所、既に終わってしまっていたのですが、アテンザで BOSE サウンドシステムの体験デモをやっていました。こちらもお時間があれば体験してみるのが良いかなと思います。

最後に、マツダブースの受付のコンパニオンさんは、飛び抜けて綺麗な方が多かった気がします。

マツダ以外の見所

いろいろなコンセプトカーがあって、それを巡るのも楽しいのですが、私が個人的に見つけたマイナーなポイントをご紹介したいと思います。

通信型ドライブレコーダー活用

一つ目は、西館の2Fでおこなれている展示からですが、ドライブレコーダーとクラウドを使用した実証実験の展示です。

image
タクシー500台につけたドライブレコーダーからLTE を使って、走行の動画をリアルタイムで収集する仕組みです。

toyotademo
実際のデモでは、都内を走る地図上にマップされた300台程度のタクシーから一台をピックアップし、そのタクシーからアップロードされてくる動画(途中の処理があるので10分遅れ程度)を実際にその場で見せてくれました。

写真の左側に映っているのは、タクシーから送られてきている映像と、エンジンの回転数やスピードなどの情報です。

かなり昔から渋滞情報をカーナビ経由で集めてリアルタイムに分析するという仕組みは存在しており、2011年の東日本大震災や、2016年の熊本地震の時には、ホンダの「インターナビ」の「通行情報実績マップ」の情報が公開され、非情に役に立ったのは記憶に新しい所です。

実証実験とは言え、リアルタイムに近い動画が加わり、クリック一つでドライバーが見ている状況を知る事ができるのを目の当たりにするのは、未来を感じました。

ロボットやAI 的な何か

毎年何からしらありますが、今年は特に、自動運転やAIに絡めたロボット的なものが多かった気がします。
yamaha
YAMAHA ブースで展示されていた 「MOTOBOT」 です。時速 200キロでの自動運転が可能です。
実際にテストで使用されている個体なのか、カウルにすり傷がありました。

honda
外に向けてメッセージを発するインターフェイスを持ったコンセプトカーを展示しているメーカーも複数ありました。車にAIが搭載され自動運転をしようとすると、歩行者や他の車とインタラクティブにコミニケーションを取る必用も多くなってくると思いますし、車をもっと機械的なものから、柔らかいものへの移行の段階に来ているのかもしれません。

honda_robocas
車じゃない移動できる物体も何かしら毎年展示されますが、ホンダが展示していた「ROBOCAS」です。”コミニケーションサービスロボット”となっていますが、正直、良くわからない物体でした。

人々の価値の多様化が進むにつれ、車離れが進む中で、こう言った単なる移動するためのツールを超えた提案も必用になってくるのでしょう。

まとめ

過去のモーターショーと変わってきていると感じたのは、ステージ上での派手なショーは今年は殆ど見られず、全体的に落ち着いたトーンのモーターショーだった気がします。

東京モーターショー自体の全世界におけるプレゼンスが低下してきていると言われいて、トヨタや日産でプレスデーに社長が現れなかったと言う事が伝えられています。

マツダもそう言えば、思い返せば巨大なステージ上で Zoom Zoom の曲に合わせてダンスを披露していた次期もありましたが、だんだんコストを削減して、ダンスが無くなり、ステージ上でナレーションをコンパニオンをするだけになり・・と縮小して行きました。
同様に、今回のモーターショーでは各社とも、単純に車の後ろでビデオを流す型式が多かったです。

入場者数は、ビッグサイトに移って以降、大きく変動してはいないようなのですが、お祭りという意味合いもあるモーターショーですので、以前の盛り上がりを取り戻して欲しいな。と思います。

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