新型ロータリ車が開発中?16Xを搭載して2年後を目処に発売?
投稿日:2013年08月24日
次世代ローターリー・エンジン搭載車の開発が本格的に動きだしている。と言う噂です。
アメリカは、カルフォルニア州モントレーで開催された「モントレー・カー・ウィーク」で、マツダUSAの人間が明らかにした、と Autoblogs が伝える所によると、2年くらいを目処に新型のロータリーエンジン(現在はまだ 16X と呼称されているもの)を搭載した新型車が発表される。かもしれません。
新型のロータリーエンジンは、RX-8に搭載された RENESIS より、燃費も改善され、オイルの消費量も少なく、トルクも太くなっているとの事です。
マツダUSA 内部の人間の話によると、トルクの増大と燃費の改善は、”ロング・ストローク”化によるものだそうで、ロータリーエンジンのおむすび型のピストンの軌道がこれまでより長くなっているためとされています。
今回の情報元は「マツダUSAの内部の人」ですが、約1年半前にも、マツダのパワートレイン開発本部長の人見氏が、新型のロータリー・エンジンの開発がもうすぐ完了する。との話を海外誌に行っています。
その中では”トロコイダル・ハウジングの形状を変更した”という話が出てきており、今回の”ロングストローク化”の話と非常に似ており、続報と言える情報かもしれません。
当時、新型ロータリー車の開発は、他の新型車が成功するかどうかにかかっていると言われており、CX-5、Mazda 6 が、大きく成功し、マツダも黒字に転換している事から、新型ロータリー車の開発に GOサインが出たのかもしれません。
一部のカー雑誌では、今年の東京モーターショーに新型ロータリー車のコンセプトが出るのでは?という予測記事が出ていましたが、2年後の発売であれば今年のモーターショーにデザインスタディや、何らかの技術展示が出てもおかしくなく、今年の東京モーターショーは、ロータリー車の今後を占う上で要注目かもしれません。
情報元
Mazda 16X rotary engine two years away, will arrive in all-new model – Autoblog