屈強なイギリス軍人達がMX-5でBritcar24時間レースに参戦
投稿日:2011年08月26日
マツダUKが、3台のMX-5で、イギリスで過酷な耐久レースで知られる Britcar 24時間レースに参戦する事を発表しました。
このレースは、イギリス、シルバーストーンで10月1日開催される予定です。
マツダUKから参戦するMX-5のうち2台は、「MX-5 2.0i スポーツ・テック (ソフトトップ)」(イギリスで販売されているグレード)をベースにしたレース・カーで、もう一台はBritcar 選手権に参戦しているイオタ・スポーツが作成した最軽量のロードスター 「MX-5 GT」です。
マツダUKが、Britcar 24時間レースに参加するのは、これで4回目となります。2005年、2006年には、ロータリーエンジン車のRX-8で参戦、2010年には2台のMX-5で参戦しています。
マツダMX-5の軽い車重は、タイヤ交換のためのピット回数を減らす事もでき、燃費も良い事から、24時間で1,000マイルを走ると言われているイギリスで行われるレースで最も過酷と言われるこのレースでも検討を見せるのでは。と思われます。
24時間レースでは、各車、4人のドライバーで運転される事になっています。
MX-5GTには、Britcar 選手権でもMX-5 GTのドライバーを務めている、マーク・ティスハースト氏と、オーウェン・ミドルホール氏が勤めます。加えて、ルマンのベテランで、元F1ドライバーのマイク・ワイルズ氏もドライバーを務めます。この方は、Britcar 選手権で、市販車のMX-5のドライバーを務めている方です。
左から元F1ドライバーでもある、マイク・ワイルズ氏。MX5-GTの専属ドライバーでもあるマーク・タイスハースト氏とオーウェン・ミルドンホール氏。4人で運転する事になっていますが、今の所、ドライバーは3名まで発表。
また、2台出場する市販車のMX-5のうち一台は、「Autosport」誌や「Autocar」誌のジャーナリストとフリーのジャーナリストがドライバーを務める、ジャーナリストチームで運転される予定です。
もう一代の市販車のMX-5は、イギリス軍のチャリティー活動を行っている複数の部隊から構成されるチームで運転されます。
以前も記事にしましたが、マツダUKとイギリス軍は、車両を提供するなど良好な関係にあります。
マツダUKが、イギリス空軍にCX-7 / Mazda 5 を提供 | Mazda Fan Community (MFC) – マツダ・ファン・コミュニティ
今回もイギリス軍のチャリティーの宣伝に協力する形でイギリス軍チームが参戦する事になりました。
チームを率いるのは、第2 英国戦車連隊のジェームズ・キャメロン少佐です。ジェームズ氏は、アフガニスタンから帰還したばかりなんだそうです。写真中央がジェームズ氏です。
初めにこの写真を見たときは何事か。と思ったのですが、そういう理由で屈強な英国兵がMX-5を取り囲んでいるようです。
日本だと自衛隊がレースに参加・・・ってちょっと考えにくいですね。
チーム構成が楽しそうな 「Britcar 24時間」ですが、10月1日の開催予定です。