MX-5 のレース・カー MX-5 GT が発表 (イギリス)
投稿日:2011年03月28日
マツダは、Britcar MSA 英国 耐久選手権 2011 にエントリーする MX-5 GT を発表しました。
この車を使って、アストン・マーチン、ポルシェ、ロータス、BMW等の競合と闘います。
今回発表された、MX-5 GT は、重量 850kg、0-60mph(96km/h)は、3秒、最高速度は 160mph (約256km/h)とされています。
馬力は 275bhp、6速シーケンシャル・ギアボックス、カーボン製のドア、ポリカーボネート製の窓を装備しています。
イオタ・スポーツが、全ての部分を吟味して軽量化を行い、重量に最適なパワーを与えました。
今回の MX-5 GT を作成するに当たって、大事にされたのは、ファン・トゥ・ドライブと、卓越したハンドリングというルーツを大事にしたまま、競合相手のより大きく、馬力の高いマシンと競い合うという事だとされています。
イオタ・スポーツは、レース・エンジニアリング・チームで、様々な技術的なチャレンジに挑戦しました。サスペンションの調整や、6速シーケンシャル・ギアボックスの導入、エンジン位置の調整にはじまり、重量を減らすために、インテリアのコンポーネントを取りはずすだけで無く、部品( “shell” と言っているのでボディの事?)を酸に浸けて重量を減らす等しています。
1gでも軽くするという、マツダの「グラム・ストラテジー」がここでも生かされています。
重さは全体で850kgとされています。装備や、比較の条件が明確では無いので、あり単純に比較できませんが、市販のロードスターは、一番軽いNR-A で1100kg (カタログ値)なので、250kgは削っている事になります。
Britcar MSA 英国耐久選手権は、3月から11月に渡って行われるレースです。
最初のレースは、シルバーストーンの3時間耐久レースで、3月26日(土曜日)に行われました。
マツダとしては、4回目のエントリーになり、2人のワークス・ドライバーMark Ticehurst とOwen Mildenhall によってドライブされます。