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リア・リップ・スポイラーを取り付けよう

投稿日:2003年07月27日

最終更新日: 2009/10/6


取り付けるリアスポイラーは、以前、花沢パーツ様で購入したものです。
型紙を作ります。
紙は、固めの方が良いかなと思い、電気製品のカタログの紙を繋げて使用しました。

型紙に穴を開けて、リアスポイラーの止め具の位置と合うかどうか確かめ中・・


リアスポイラーの形に合わせて、型紙を切りました。
電化製品のカタログの紙の開いた物を6枚(横3X縦2)つなげて、型紙を作ったのですが、実際には大きすぎて作業しにくかったため、後で下3枚は取り除きました。
(青い破線が、つなぎ目)

作った型紙を、リアトランクの上に置き、動かないようにマスキングテープで固定します。
この状態で、実際にリアスポイラーを置き、穴の位置が合っているか確かめます。
穴の位置が妥当かどうか、付けた印の位置のトランクエッジからの距離を測り、穴の位置を詰めていきます。
写真は、穴の位置が変わる度にマスキングテープを貼り、その上に新しい位置を書き込んで行った時のものです。

穴の位置が決まったら、印を打ち込みます。専用の器具がホームセンター等に売ってますが、私はドライバーセットに付いている、キリのようなもので印を付けました。
リアスポイラー用の穴は、両端に2つ、中心部に2つの計4つ開けます。


細いビットで、上から力を入れすぎるとビットが折れて飛んでくるので、目を保護してから作業しましょう
久々のドリルの使用だったため、一本折りました。
はじめは細いビットから、徐々に太いビットに取り替えて行きました。
私は、1.5mmくらいから、0.5mmづつ8.5mmまでビットを取り替えて行きました。
新聞紙を置いてあるのは、リアスポイラーで隠れる部分意外に、うっかり傷をつけてしまうのを防ぐためです。
また、左右のエッジに近い所に開ける穴は、貫通した後、すぐ下に別の鉄板があります。


中々、穴が開きません。意外に固かったです。
充電式の、電動ドリルドライバーを使用したので、そのせいもあるかも知れません。(通常の100Vを使用したドリルならば、パワーが違うのでもっと簡単に開くと思われます。)
この状態でキリで、叩くと貫通しました。


20分ほど粘った結果です。ようやく穴が開きました。孔径は、この時点で1.5mmか2mmくらいです。
右側に傷がついているのは、ビットを曲がって取り付けていたの気づかず、ビット飛びを起こしてしまった時のものです。
リアスポイラーで隠れる位置ですが、後でタッチアップでペイントしました。


ビット飛び対策で、その場でダンボールを切り取り裏に両面テープを貼ったものを作りました。
この後、ビット飛びはしませんでしたが、もうちょっと大きめの方がよかったかも知れません。


穴を4ヶ所、貫通させる程度開けたら、実際にリアスポイラーを置いてみて、再度位置を確認します。
かなり綿密に図ったつもりだったのですが、多少ずれていました。
穴が小さい頃なら修正が効くので、横に穴を広げました。マスキングテープで、どこに穴の中心を持ってくるべきか、印をつけて、それを基準に穴を広げていきました。
ビットが折れた時も危なくないように目を保護してから行いました。
ある程度、穴を広げる度にリアスポイラーを置き、穴の位置を確認しました。
写真は、穴の形がいびつですが、最終的な径のビットで穴を開ければ、綺麗な丸い穴になります。


最終的に8.5mmの穴が必要でした。


開けた穴の周りに錆びどめを塗って乾燥させた状態です。
穴の裏側にも、できるだけ錆止めが回るように刷毛で塗りこみました。
また、左右の穴は、直下に別の鉄板があり、どうしてもドリルのビットの先端が当たりがちになってしまったため。その部分にも十分錆止めを塗りこみました。


リアスポイラーの両面テープを剥がして、穴に差込ます。


トランクリッドが若干伸びるので、これまでほとんど見えなかったトランクリッドが、ちょっとだけ見やすくなります。
バックの時には役たつかも知れません。

作業後記
実はこのリアスポイラーを取り付けてもらおうとディーラーに持ち込んだ所、難色を示されてしまいました。やはり、取り付けがずれる可能性を否定できないんだそうです。つけるとしても、そのリスクを見てもらう形になると思う。。という感じで言われてしまいました。これはこれで、誠実な対応だと思います。
当初は、それでも、ディーラーさんに、お願いするつもりでしたが、日程が合わなかったので、自分で取り付けてみました。
実際取り付けてみて、結構綿密にやらなければ難しい作業だなと思いました。初めてで、どの辺りに付くかイメージがつかめない状態では、結構難しい作業だと思います。慎重になりすぎる事は無いでしょう。
<位置合わせについて>
自分でつけてみて思いましたが、うっかり気を抜くと、1cmくらいは簡単にづれて付いてしまうような気がします。ある穴が右に3mmずれて、その穴にあわせるために別の穴を3mmずらして、その穴にあわせるために別の穴を。。そうすると始めの穴と合わなくなって。。。とやっていくとあっというまに変な位置になってしまうので、常に全体を見ながら穴の位置を見極めて作業しましょう。
リアスポイラーは、トランクの上に置いた時、トランクの左右に均等にスペースを残すように付きます。また、前後方向にもリアスポイラー底面のR部分とトランクリッドのRをあわせる必要があります。事前に考え抜いて型紙を作ったのですが、それでも穴を開けながら何度もリアスポイラーを置いて、位置を微調整しています。
<工具について>
手持ちの充電式電動ドリルドライバーを使いました。バッテリパック2本をほぼ完全に使い切りました。
はじめは、薄い鉄板なので簡単に穴が開くだろうな。と思っていたのですが、なかなか開かず結構難儀しました。
ドリルのパワー不足?なのかも知れないので、通常の100Vの電動ドリルの方がよいかも知れません。(後日、ボンネットダンパーの取付時に花沢さんが通常の100Vの電動ドリルを使用しているのを見ましたが、明らかにパワーが違いました。)
また、ビットが折れて怖い思いをしました。目を保護するのを忘れないようにしましょう。

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