イギリスの”Defy Convention”Eメールニュースが Dadi賞を受賞
投稿日:2012年11月22日
今年もあっと言う間に年末ですが、年末に多い受賞ニュースです。
マツダがイギリス含め欧州で展開している「Defy Convention(常識を打ち破れ)」というブランドイメージ構築のためのキャンペーンの一環で四半期に1度 Eメールのニュースレターを発行しているそうなのですが、そのニュースレターが「2012年 Dadi 賞」の「一番使われたEメール」に選ばれたそうです。
Dadiとは、「The Drum awards for the digital industried」の略で、デジタル広告キャンペーンの優れたものに対して与えられる賞で、今年で6年目を迎える催しだそうです。
今回のEメールによるニュースレターは、モバイルのプラットフォームで読めるように最適化され、タブレットやスマートフォン、デスクトップそれぞれの環境で読めるように工夫されたそうです。
メールの対象者を、3つの一般顧客のグループと、1つの社用車の採用を決定する人向けのグループに分け、それぞれに向けて効果的に変更できるようにするとともに、マツダのホームページや、YouTube や Facebook と言ったソーシャルメディアに誘導するような試みを行う事で、最近の多様化するメディアにも対応するなどの努力をしたとの事です。
このニュースレターは、29,000人以上のマツダオーナーに配信されたそうですが、マツダが行った(正確に言うと広告会社「ballon dog社」が行った)このキャンペーンは、メールの開封率が45.7%で、クリック率が49.3%と一般的な平均である14.5%, 2.7% という数字に比べて大きく上回ったそうです。
今年は 初のフルSKYACTIV 車の CX-5や、新型アテンザ等の登場で、注目が集まった1年ではありましたが、同時に地道なマーケティングの工夫がユーザーに届く広告に結びついたんでしょうね・・・