パリモーターショー新型 Mazda 6 (アテンザ) スペック公開
投稿日:2012年10月01日
こちらもついに日本仕様にも設定される事になった6MTです。
マニュアルモードも付いている6AT
こういうギミックは好きなのですが、ヨーロッパのTomTom社製のメーカー純正ナビとセットになっているため、日本仕様には恐らく導入されないであろうHMIコマンダーです。
メーカーオプションナビ車はこのようなHMIコマンダーがシフトの手前に配置されます。
車体サイズ
パリモーターショーで公開された、新型 Mazda 6 (アテンザ)のスペック表です。
ここで公開されているデータはどれも、変更が入る可能性があると注意書きが付いています。
セダンとエステートの全長は65mm だけエステートの方が短くなっています。
ホイールベースも、セダンよりエステートの方が80mmほど短く、微妙な調整をしているようです。いずれにしても、ワゴンの方が短くできているようです。
エンジン性能
ガソリン車は圧縮比14.0:1を達成しています。今回は SKYACTIV-G 2.5Lについては言及が無く、ヨーロッパでは展開されないのかな(いつもはヨーロッパとロシアはひとくくりにされるのですが)と思ったのですが、レスポンスの記事を見ていると 2.5Lについても言及があります。
【パリモーターショー12】マツダ アテンザ ワゴン新型…欧州仕様にはハイパワー版を設定 | レスポンス (ニューモデル、モーターショーのニュース)
プレス向け資料を良く読むと「Mazda’s range of high-efficiency SKYACTIV powertrains includes three petrol engines – twomaking their debut in the new Mazda6」
とガソリンエンジンが3種類ある事には言及しているので、今回は詳細なスペックを載せなかった(もしくは他のエンジンと同じレベルの詳細さで載せられなかった?)のかもしれません。
ディーゼルエンジンも14:1と圧縮比をガソリン車と同じにしています。
タイヤサイズの詳細も公開されています。19インチと17インチで扁平率は、45と55になっています。
パフォーマンス
これらは現段階で目標値とされています。
ガソリン車
セダンの重量が1,300kg 、iELOOP搭載車で +40kg とこのクラスのセダンでは1,500kg前後 が多くマツダ車はもともと1,400kg前後と軽い方でしたが、さらに軽くなりマツダ車らしい極めて軽量な車体になっているようです。
「Kerb weight w/o AC」とあるのでエアコン抜きの重さかもしれません。
エステートとセダンの重量差がわずか10kg で、そのためか燃費は殆ど同じとなっています。
6L/100km は、16.6km/L に相当します。
ディーゼル車
ディーゼル車は、ガソリン車に比べて 約100kg増しになっています。
セダンのHigh Power車の 4.5Km/L は、22.2km/L に相当します。63Lの燃料タンクを満タンにすると、計算上は走行距離は1364km となります。東京-鹿児島の距離が1,200km 程度なので、東京-九州くらいであれば無給油で行ける範囲かもしれません。
0-100km の加速は、ガソリン車よりも大体1秒程度速くなっており、100kgほど重たいにも関わらず、トルクの太いディーゼル車の加速性能のメリットは十分に出ているようです。