CX-7 が Towcar Awards 2011 のエディターズ・チョイスを受賞
投稿日:2011年07月27日
CX-7が日本ではちょっと無い、変わった賞を受賞しています。
マツダ CX-7が、毎年行われる Towcar アワードのエディターズ・チョイスを受賞しました。
日本人的には、「Towcar って何だろう?」となると思いますが、写真のようにキャンピング・カーなどを牽引する車の事を指します。
海外のマツダ車には、地域によっては、以下のようなアクセサリーが設定されています。
キャンピング・カー等をひっかけて牽引するのに使うみたいです。
日本でもボートなどを牽引するために、このようなパーツが社外品として販売されていると思いますが、メーカーがオプションとして設定している例はないのでは無いような。。。お国柄の違いが見えて面白いです。
ちなみに同様のオプションは、スポーツ・カーである、RX-8にも存在しています。
「プラクティカル・キャラバン」の編集者である二ジェル・ドネリーのコメントが広報にでているのですが、「マツダ CX-7は、同クラスの他の車よりも、ミッド・レンジ・ツアラーとして最適です。魅力的な正確なステアリングと良く効くブレーキー、そして豊富なオプションなどがありすばらしい」とあります。
「プラクティカル・キャラバン」誌と、「What Car?」誌と、「キャンピング&キャラバン・クラブ」の共同企画で行われた、「Towcar アワード」ですが、今年は、50台の車が、イギリスのワリクシャーにあるテスト・コースで一連の厳密なテストを受けました。
CX-7は・・・・
- 牽引している場合でもそうでなくても、高いドライビング性能がある。
- 魅力的なドライビングと豊富なオプション
が評価されたそうです。
こういった文化の違いで変わった賞があるというのも面白いですね。
なお、今回、テストの対象となった CX-7は、ディーゼル仕様との記載がありました。
調べてみると驚いた事に、イギリスではCX-7はディーゼルの1グレードしか販売されていないようです。
http://www.mazda.co.uk/showroom/cx-7/specs2/
最近、海外の記事を見ていて触れられている事が多いので気にはなっていたのですが、表中にCO2排出量が記載されているなど、エコを意識したページになっています。
こういったページをみると、ヨーロッパは、環境に対する意識が日本よりも進んでいるように見えます。
この1グレードしかないCX-7は、2.2L 173馬力のターボチャージャー付きのMZR-CD ディーゼル・エンジンで400Nmのトルクと燃費志向の「オーバードライブ」のギア・レシオを持つトップギアを持つ6速マニュアル車なんだそうです。
日本からするとディーゼルで6MTをほしがる人は少数派なのでしょうが、、、うーん。車好きにととっては、なんともうらやましい仕様しか販売されてないヨーロッパの自動車事情がかいま見えました。