クラス最軽量のバンパーをマツダCX-5に採用
投稿日:2012年02月15日
CX-5のバンパーには、マツダと日本ポリプロ株式会社と共同開発した、以前のバンパーと同等の剛性を保ちながら薄く成型されたバンパーが使用されているそうです。
この新しいバンパーの成形技術により
- 材料使用量の大幅な削減
- フロントとリアで約20%の軽量化
- 薄肉化した事で成型時の冷却時間を短縮。製造時の消費エネルギーを削減。
を実現したとの事です。
また、樹脂材料に含まれるポリプロピレンとゴムを、それぞれ特性の異なる2成分で混合し、バンパーの基材の表面と内部で2層構造で配分しているそうです。
つまり、表面に関しては塗膜付着性を重視した特性で、内部に関しては剛性と衝撃急性に優れた材質を配分し、剛性と機能を維持したまま軽量化を達成したそうです。
この樹脂材料を採用した排気量1,500cc~2,000cc クラスでは最軽量のバンパーは、もうすぐ発売のCX-5以外にも、どんどん展開されていく予定だそうです。