マツダ、フィアット社と正式に事業契約を締結
投稿日:2013年01月21日
マツダとフィアット社が、次期アルファロメオブランドのオープン2シーターモデルをマツダの本社工場で生産する事に正式に合意しました。
「あれ?前も聞いた事が・・・」と思う方もいらっしゃると思いますが、前回の2012年5月の段階では、MoU (Memorandum of Understanding) の状態で、拘束力の無い覚え書きのようなものでしたが、今回の発表は正式な契約の発表になります。
今回の合意によるとマツダは、2015年よりアルファロメオ向けオープン2シータースポーツカーの生産をマツダの本社工場で行う事になりました。FRアーキテクチャーは共通ですが、エンジンはそれぞれ独自のものを搭載するそうです。
現在のロードスターは、2005年後半より販売が開始されているので、2度のマイナーチェンジを受けて、現在8年目を迎えています。今年はフルモデルチェンジはなさそうですが、来年か再来年には新型の発表が見られそうです。
また、マツダが、こらまで自社のカテゴリーには無かった高級車の生産の生産に乗り出す事ができるのであれば、これまで無かった高級車生産のノウハウの獲得などマツダのエンジニアにとってもプラスになるでは無いかな・・・と期待します。
写真は 2011年にピニンファリーナが自社の80周年記念と、アルファロメオ社の100周年を記念して公開した、2シーターロードスターのデザインコンセプト「2uettottana」です。
参考リンク
Mazda And Fiat Finalize Deal To Build New Alfa Romeo Spider In 2015, Gallery 1 – MotorAuthority