垂直の壁も走ります。デミオのスタント「死の壁」映像
投稿日:2012年04月12日
丸くセットされた壁の内側を、バイクを使って遠心力を使って垂直にぐるぐる回るスタント技があります。
英語圏では「Wall of Death (死の壁)」というそうですが、これをデミオでやってみよう!という挑戦が行われました。
今回の企画は、「Defy Convention(常識を打ち破ろう」というマツダのブランド戦略の一環で、デミオで「Wall of Death」ができるのかという事ではじまったそうです。
古くからバイクを使ったスタントで興業を行っている「Demon Drom」がデミオでの「Wall of Death」に挑戦しました。
この Wall of Death の設備は、1927年から使われている由緒のあるものだそうです。今回は、バイクでは無くデミオを走らせる事になったため、重さに耐えるための強化をしているそうです。
使用されたデミオ(Mazda 2) は、1.5Lスポーツと呼ばれるモデルで日本では販売されていない3ドアモデルです。MX5-GTを開発したイオタスポーツで今回のチャレンジのために多少改造を受けたそうです。
壁を登る時にサスペンションが底付きしてしまうのと、通常よりも高いGに耐えるため、ストロークを制限するために詰めものをしたそうです。
シートは、ドライバーが滑り落ちないようにハーネスのついたバケットシートに変更され、電子制御システムとデュアルエアバッグはオフにされ、フロントのフォグランプも取り外されたそうです。
それ以外はノーマル仕様という事です。
さて、デミオの本番です。一番した側は少し斜面になっているんですね。ゆっくりと登り始めます。
ひゃっほー。という感じで壁に張り付きます。
見事に壁の内側を回る事ができたそうです。車重の軽いデミオだからできる荒技でしょうね・・・
こちらの写真では、窓から手を突き出してガッツポーズ(って言うのかな)しています。
動画は以下からご覧になれます。
こちらはどのように撮影が行われたのか裏側を紹介したビデオです。