整備マニュアル
RX-8取扱説明書。ここで、 車のグローブボックスに入っているRX-8の取扱説明書や、購入者に配られる(た?)「RENESIS取扱ビデオ」を見る事が出来ます。
メンテナンスに必要なメーカー推奨値や、TIPSを抜き出してみました。
ガソリン(油種)について
無縁プレミアムガソリン指定(「レギュラーも使用可能だが、エンジン性能を十分発揮できない場合がある」との注釈付き)
管理人注:
ボディの給油口のパネルの裏に、ガソリン指定のラベルが貼ってあります。
初期生産型の管理人の車には、ハイオク、レギュラー両方について記載がありますが、ビデオで見た最近のRX-8には、ハイオクの文字のみしかありませんでした。レギュラーガソリンは、何らかの理由でメーカーとしては入れないで欲しいなぁという立場が濃くなったのかも知れません。
オイルについて
<オイル交換時期の目安 >
ハードな乗り方、短距離を繰り返し乗る人(シビアコンディション*1)
5,000km、または、6ヶ月ごと
市街地走行、高速道路等、ロングドライブがメインな人
10,000km、または、1年ごと
管理人の使い方(主に市街地の通勤)ですと、大体5,000km で、ゲージのFull -> Empyまで行くような感じです。
<推奨のオイル >
マツダゴールデンSJ
10W-30
マツダゴールデン SL
0W-20/5W-30/10W-30
<オイルレベルの点検方法>
暖気後、水平な場所で、エンジン停止後、約5分くらいしてから確認する。
*1) シビアコンディションの定義
■悪路の走行が30%以上
■走行距離が年20000km以上
■山道、登降坂路の走行が30%以上
■短距離走行が多い
のいづれか一つに当てはまる場合
デチョークの方法
改善のためのアップデートが入っており、現在も同じ状況の個体が多いのかどうかわかりませんが、「エンジンがかからない」現象が多数報告されていた時期があります。もし、エンジンがかからなくなる現象に遭遇した場合は以下の事を試してみるとよいかもしれません。
あくまで、寒い時期などのエンジンがかからなくなった場合の対策で、普段は、行う必用がありません。詳細については、「RENESIS取扱ビデオ」の6分40秒くらいから解説されています。
管理人は、関東在住で、初期生産型ですが、今のところこの方法にお世話になった事はありません。
1)アクセルを床一杯まで踏み込む。
2)そのまま、セルモーターを回す。約7~8秒続ける。その後、エンジンスイッチをOFFの位置に戻す。
( 未燃焼ガスを排出する)
3) この後、アクセルペダルから足を話し、通常の方法でエンジンをかけてみる。
アクセルを床一杯まで踏み込む事で、燃料供給をストップさせるのがミソだそうです。床一杯まで踏み込まないと、逆に燃料が噴射されてプラグがぬれてしまい逆効果になる場合があるそうです。
デチョーク中は、基本的にエンジンはかからないが、エンジンがかかりそうになってしまった場合、すぐいにイグニッションキーから手を離し、アクセルペダルからも足を戻します。「RENESIS取扱ビデオ」は、非常にわかりやすく解説されているので、是非、ご覧になる事をお勧めします。
RX-8のロータリー・エンジンの慣らし運転について
最近の車には珍しく慣らし運転についての注意がマニュアルに載っています。
マニュアルによると、1,000km までは、7,000rpm以上回さないようにという記載があります。
また、長時間の定速走行についても避けるように記載があります。
おそらく、ある一定の使い方で決まった(偏った)"あたり"が付いてしまう可能性を避けるためだと思われます。
私の取扱説明書の場合、以下の様にシールで記載が追加されています。