CX-5国内にSKYACTIV-D(ディーゼル)投入決定!発売は2012年春。6MTは見送り?
投稿日:2011年10月26日
国内版のCX-5に、2.2L SKYACTIV-D(ディーゼル)版も投入される事が正式にアナウンスされました。
発売時期も2012年春である事が明かされました。
国内仕様として公開されたCX-5の写真です。以前のヨーロッパ版で公開された写真と同じに見えます。よく見るとハンドル位置だけ以前公開された写真とは逆転しています。
今回の CX-5は、NOx後処理装置を使用せずに、ポスト新長期規制に適合できる世界初の乗用車用エンジンとされています。
ディーゼルの排気ガスの問題は、SKYACTIV-D発表時は実際はまだクリアされていなかった。とされていましたが、無事後処理無しで排ガス問題をクリアできた模様です。
さらに国内版のディーゼルエンジンにも「i-stop」搭載車が設定されるそうです。
今回、公開されたスペックは以下の通りです。
全長 x 全幅 x 全高 | 4,540 x 1,840 x 1,705mm | ||
ホイールベース | 2,700mm | ||
エンジン | SKYACTIV-G 2.0 | SKYACTIV-D 2.2 | |
排気量 | 1,997cc | 2,184cc | |
最大トルク | 196N・m/4,000rpm | 420N・m/2,000rpm | |
最高出力 | 114kW/6,000rpm | 129kW/4,500rpm | |
重量 | 1,440kg | 1,510kg | |
燃費(JC08モード[10・15モード]) | 16.0km/L[17.6km/L] | 18.6km/L[20.0km/L] | |
変速機 | SKYACTIV-DRIVE(6速オートマチック) | ||
タイヤ | 225/65R17 |
ディーゼル・エンジンは、ヨーロッパモデルでは「スタンダード」と「ハイパワー」が用意されていましたが、日本に導入されるのは、「ハイパワー」に相当するディーゼル・エンジンのようです。
気になる燃費は、SKYACTIV-G 2.0の10・15モードで17.6km/L と、アクセラの20.0km/L には及ばないもののSUVとしては低燃費になっています。
また、このスペック表が全てであるのであれば、ヨーロッパ仕様と違い、6MT車と19インチのホイールは設定されないように見えます。
ヨーロッパでは既に発表されている4WDの設定についても、今回のプレス・リリースでは言及はありませんでした。今後、さらに情報が出てくるかもしれません。
今回、公開されている写真はこのホイールを履いており恐らくこれが17インチホイールであると思われます。
2011/12/09追記:東京モーターショーで確認して来ましたが写真のホイールは19インチでした。17インチのホイールのデザインは別でした。同じデザインで17インチを作るとは考えにくいので、オプションで用意するんですかね・・・
メーターは、ヨーロッパ仕様の260km/h までの読みから180km/h までの表示に変更されています。
ナビ部分は広報写真では、ALPINEのナビが収まっていました。ヨーロッパで採用された5.8インチのTomTom社ナビは地域専用モデルだったようです。
但し、TomTom社のナビのコントロールができた「HMIコマンダー」と呼ばれるセンターコンソール上に置かれていたコントローラーが、今のところ日本版のCX-5の写真にはでてきていません。
ヨーロッパ仕様では存在していた「HMIコマンダー」。
どうやら、「HMIコマンダー」については、日本市場に投入されない可能性がありそうです。(開発中であることを期待したいですが・・・)
現時点では、HMIコマンダーの位置にカップホルダーが配置されている写真のみが公開されています。さて・・・