マツダ787Bが今年のル・マン24時間レースの前座を務めます
投稿日:2011年05月23日
現地時間の6月11日-6月12日にかけて行われる今年の第79回ルマン24時間レースにマツダ 787Bが招待され、デモンストレーション走行を見せる事になりました。
今年は、マツダの4ロータリーマシン「マツダ 787B」が、ル・マンで優勝してから20年目に当たります。
マツダ 787Bは、ルマン24時間耐久レースで、日本車として、またロータリーエンジン車としてはじめて優勝した車です。エンジンは、700馬力を出す4ローターのエンジンが積まれています。
デモンストレーション走行を行うために、「マツダ 787B」ルマン優勝車は、1991年以降で初めての大がかりな整備を受けたそうです。
通常は、マツダ・ミュージアムに飾られていますが、今回、社内で整備を受け、マツダ美祢自動車試験場でテスト走行を行いました。
テスト走行では、社内テストドライバーに加え、往年のマツダ契約ドライバーである片山義美氏、従野孝司氏、寺田陽次郎氏も立会って性能確認を行ったそうです。
また、本年のルマンでの20周年記念には、1991年のルマン優勝ドライバーであるジョニー・ハーバート(英国)の他に、長年に渡ってマツダチームでドライバーを務めたデイビッド・ケネディー(アイルランド)、ピエール・デュドネ(ベルギー)などの元マツダチーム関係者の参加が予定されています。
ルマン耐久レースは、6月11日(土)午後3時(現地時間、日本時間は同日午後10時)にスタートし、翌日6月12日(日)の午後3時(現地時間)に終了する予定です。
787Bのデモンストレーション走行は、レース開始前の11日12時30分頃(現地時間)にサルト・サーキットで行われる予定です。
美祢自動車試験場で、走行する姿が以下から見られます。
ソース:【MAZDA】「マツダ 787B」がルマン優勝から20年ぶりにサルト・サーキットを走行|ニュースリリース