海外専用モデル。ロータリー・エンジン・ピックアップ(REPU)
投稿日:2011年04月07日
マツダが急速にロータリー・エンジンを推進していた1970年代、海外では、アメリカとカナダ限定で、ロータリー・エンジンを搭載したピックアップトラックが販売されていました。
海外ではマツダのピックアップトラックは、Bシリーズと呼ばれ、同時期に販売されていたレシプロ・エンジン版は B1500 / B1800等の名前が付いていたのですが、このロータリー・ピックアップ・トラックは、REPU (Rotary Engine PickUp) と言う名前で販売されていたそうです。
1974 Mazda REPU 13B wankel rotary R100
オークションでは、リストアしていないオリジナルのREPU が、3万6千ドル(300万くらい)で出品されていました。
1974年~1977年にかけて販売され、エンジンは、おなじみの13Bロータリー・エンジンが使われた 2ローター構成 (654cc x 2)で、4速のマニュアルと、3速のオートマが用意されていたようです。
セールスは芳しくなく、3年間の販売期間でわずかに1万5千台しか生産されなかったようです。
世界でも非常に貴重なロータリーエンジン車という事で、REPU ファンのためのサイトもあるようです。
参考
Mazda B-Series – Wikipedia, the free encyclopedia