アメリカでは3rd ベンダーの安い車の交換部品が出回っていますが、そのような輸入されたエアバッグの品質についてアメリカのNHTSA(Natinal Highway Traffic Safety Administration) から警告が出ています。
NHTSA testing showed consistent malfunctioning ranging from non-deployment of the air bag to the expulsion of metal shrapnel during deployment. NHTSA is not aware of any deaths or injuries connected to counterfeit air bags.
(NHSA のテストでは、エアバッグが開かなかったり、エアバッグの展開時に金属片が飛び散るなの不良が確実に見られました。NHSA では、これらのエアバッグに起因した死傷を及ぼす事故は今の所把握できていません。)
どんな感じなのか、様子を伝えるビデオが公開されています。
展開が十分で無かったり、エアバッグを膨らます前に乗員の顔に向けて射出し、さらに金属片を飛び散らす等、エアバッグが逆に致命傷にもなりかねないものもあるようです。
こちらのニュースによると、、問題のエアバッグは、海外から違法に輸入されたもので、現在どういう経緯で回ったか調査中のようですが、この3年くらいの間、これらの「偽物の」エアバッグが出回っていたようです。
一部の品質が悪いというより「counterfeit (偽物の)」とされており、「consistent malfunctioning (一貫して壊れている)」とされています。エアバッグは、メーカーのロゴが付いてるので、3rdベンダー製でも純正品に見えてしまうのでやっいかいですよね・・・
ディーラーで直接交換したようなケースでは問題無いとされていますが、リペアショップやオンラインで購入したエアバッグについては、エアバッグの出所を確かめるように警告しています。
様々のメーカーのいろいろな車種で、この危険な交換部品が出回っており、影響は数万台にも昇るとされていますが、その中にもマツダも含まれており、この記事の作成時点では、Mazda 3 (日本名:アクセラ)に、危険なエアバッグが販売されていた可能性があるとされています。
怖いですね・・・
日本のオークションサイトなどでも、エアバッグが出品されている事がありますが、安全部品の購入にはお気を付けください。