ドイツのライプツィヒで行われている、AMI (Auto Mobil International) ショーで、MX-5 Yusho (ユウショウ=優勝)エディションというロードスターのスタディモデルが公開されています。
この MX-5(ロードスター)の強化版は、17インチのホイールと、トーヨー R888と言うスポーツ用の215/45 R17のタイヤを装備しています。
ダンパーはビルシュタイン社製で、スプリングはアイバッハ社製だそうです。また、スタビライザー・バーを太くする等のチューニングも施されているそうです。
サスペンションは引き下げされ、ブーツ・リッド・スポイラーと、カーボン・ファイバー製のリア・デフューザーを装備しています。
エグゾーストも、最終的にリア中央でまとめられているのが特徴的です。写真を見る限り市販可能クオリティに見えますね・・・
4気筒2.0LのMZRエンジンは、スーパーチャージャーを搭載しており、コスワースのピストンとピストン・ロッド、新しいフューエル・インジェクターを採用、排気系も変更され、エンジンのリプロも行われているそうです。至れり尽くせりです。
その結果、エンジンの性能は、6,800回転で 237hp(241ps) 、5,400回転で274Nm を引き出す事ができ、最高速度は 240km/h まで出るとの事です。
その他にも、駆動系はトランスミッションの強化も行われ、スポーツ・クラッチを装備しているそうです。
内装は、スエードのトリムが施されたステアリングや、レザーとアルカンターラのレカロのスポーツ・シートが装備されています。
MX-5は、本当にいろんなエディションが出たり、モーターショー毎にカスタムモデルが出てきますが、本当に世界で愛されている車。という感じがします。