マツダ、中国でのフォードとの合弁会社を分離独立
投稿日:2012年12月19日
中国に「マツダ」と「フォード」と「長安汽車」の合弁で、「長安フォードマツダ汽車有限公司(CFMA)」という合弁会社があったのですが、この合弁会社を「長安マツダ汽車有限会社(長安マツダ汽車)」と「長安フォード汽車有限会社」の2社に分立する事が発表されています。
マツダがフォード傘下から離れた事に起因して、中国での合弁会社を分割する事になりましたが、マツダが新しく出資する「長安マツダ汽車」は、中国企業である長安汽車とマツダが50:50で出資する会社として設立されるそうです。
ちなみに、中国では現地生産をするためには、中国の企業と50:50の合弁会社を設立する事が政府によって義務づけられているため、マツダ単独では無く中国の企業と合弁会社を設立する形になっています。
会社は分割したものの、3社(フォード、マツダ、長安汽車)は、今後も戦略的提携関係を継続していく事で合意しており、双方がメリットが得られる分野での協力は継続されるとされています。