車検
この記事は、2011年時点での制度を元に書いています。
車検はいつ受けるか?
新車で購入 | ||
3年目 | 1回目の車検 | 新車購入後は、最初の車検は3年後です。 |
5年目 | 2回目の車検 | 2回目以降の車検から2年おきになります。 |
7年目 | 3回目の車検 | |
9年目 | 4回目の車検 | |
11年目 | 5回目の車検 | |
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車検の料金
車検の料金は、殆どが税金や自賠責保険などの経費になっています。
大きくわけると、以下の3つになります。
項目 | 説明 | |
重量税 | クルマの重量によってかわる税金です。 毎年5月に税金が徴収されますが、 |
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自賠責保険 | クルマにのる人が必ず払わなければいけない、保険です。 | |
自動車リサイクル料 | 3年目の初回の車検の時にだけ徴収されます。 | |
印紙代(検査手数料) | 国や検査法人に支払う、車検の手数料です。検査代。 | |
B | 業者毎のサービス費用 | 業者によって呼び名が違います。
車検は文字通り、「車を検査」する事なので、法律で決められた検査項目をパスできれば、それでOKです。 が実際には、何も整備・調整しないで、検査に挑んでも「不合格」になったらそこで終わりなので、実際には事前に車検に合格できるかどうか「整備・調整」する必要があります。 この部分の費用をまとめて「車検料」と呼んでみたり、この部分の価格を「代行手数料」や「整備費」、さらに「代車費用」などを付けてみたり、細かくわけている場合も多く、料金の呼び方や分け方も業者毎に違います。 ユーザー車検は、この部分を自分でやる事になるので 0円になります。 |
C | 部品交換代金 | そのままでは、車検に通らないと思われる部品の値段や、その部品交換のための作業費です。クルマの状態に依存してかかる料金です。 「整備・調整」だけで、部品交換が必要ない場合は、この費用はかかりません。 新車購入後の初車検では、車検を通すために何かの部品が交換になる事は、殆ど無いと思いますが、長い間乗っていると、何かしらあるものです。 この部分の代金は、実際に業者に検査してもらわないとわからないため、事前に見積もりを取ることは難しいです。 そのため、通常、車検のサンプル価格を示す広告にはこの部分の料金は含まれていません。 また、車検に通すために必要な部品交換もありますが、そうでないものもあります。 |
Bの部分の費用例
車検業者 A の例(乗用車1.5tの場合)
・約2万2千円 (名目: 点検・調整 + 車検基本料)
・代車無し(車の指定場所からの引き取りあり)
・法定検査項目に加えて、20カ所程度の追加検査項目
・自動車持ち込みの場合、さらに割引
・交換部品
・修理・部品交換が必要になった場合は実費
・交換部品の保証(半年間、5,000km)
大手車検チェーン店B の例(乗用車1.5tの場合)
・約2万8千円 (名目: 車検料)
・代車無料
・法定検査項目に加えて、40カ所程度の追加検査項目
・修理・部品交換が必要になった場合は別途費用
・交換部品の取り付けに対する保証(10年)
大手自動車用品販売店Cの例(乗用車1.5tの場合)
・約2万8千円 (名目: 基本工賃 + 総合整備料金)
・代車無し(代車の場合 + 1,000円)
・修理・部品交換が必要になった場合は別途費用
・整備保証(6ヶ月、10,000km)
自動車ディラーDの例(乗用車1.5tの場合)
・約4万8千円(名目: 基本作業 + 継続検査 + 代行料 +エンジン・シャシー洗浄 + ブレーキ清掃(部品代込み))
洗浄や清掃料金を除くと、約4万円
・詳細不明
大体、2万円~5万円の範囲に入ってきて、やはり最高額はディラーへの持ち込みになります。
それ以外ではあまり大差がありません。
Cの部分の費用例
車の状態によって変わる費用で、車検を通すために部品の交換が必要になった場合に発生します。
通常は、車検に通すために必要な部品交換に加えて、点検ついでに、プラグを交換してみたり、ミッション・オイル、エンジン・オイルをついでに交換してみたりする事が多いと思います。
以下は、管理人の車で実際にあった例です。
・期限切れの発煙筒の交換 567円
・スタビリンクの交換 5,200円(部品代 2,100円)