ブレーキ液漏れの疑い? 北米でCX-9が調査中。
投稿日:2011年08月24日
アメリカのNHTSA ( ナショナル・ハイウェイ・セーフティ・アドミニストレーション) が、2008年モデルのCX-9に対してブレーキに問題があるかもしれないとの事で、調査を開始したそうです。 写真は北米版の最新の2011 CX-9
CX-9は日本には存在しないモデルですが、CX-7の上位モデルになり、幾つかの賞を受賞するなど、北米では根強い人気を誇る車種です。
この調査が開始されたきっかけは、NHTSA がマツダ から提出を受けたデータに、CX-9のブレーキに関するクレームの数が多かった事によるものだとされています。
NHTSA によると、けが人や事故は起きていないもののCX-9には「ブレーキ液が、真空ブースターに流れ込んだ場合、ブレーキの効きが悪くなり、制動距離が伸びてしまう」可能性があるとの事です。
この問題により3万7千台のCX-9が影響を受ける可能性があるそうです。
この予備調査は、リコールが必要かどうかの調査の第一段階であり、メーカーに安全策を打つように指導すべきかどうか、判断するためのものだとされています。
あまり細かい情報がわからないので、設計によるものなのか、部品の精度によるものなのかよくわかっていません。