TAKERIのデザインは、Mazda 6の市販車デザインが決まった後
投稿日:2012年10月05日
TAKERI と Mazda 6(アテンザ)を並べて見ると殆どプロポーションが同じ事に気づきますが、この事についてマツダ・ヨーロッパのチーフ・デザイナーのピーター氏からのコメントが出ていました。
こうやって並べてみると、各部のラインは殆どコンセプトモデルと同じです。
それもそのはずで、TAKERIは、Mazda6(アテンザ)の生産版のデザインが決定してから、ティザー用のモデルとして用意されたそうです。
メーカーによっては、このようなティザーモデルを、生産版とはかなり違った形、例えば実際は5ドアなのにクーペモデルのコンセプトを出してくる。などをしますが、今回の TAKERIは、生産版にできるだけ近づけようとしたそうです。
TAKERI が Mazda 6 に似すぎてないかという声については、「そうかもしれないです。けれども他社と同じように、全く違うクーペやコンバーチブルのティザーモデルを作っていたとしたら、それによってデザインについての反響を知ることはできなかったと思います。コンセプトカーや、デザイン・スタディは、生産車とそれほどかけ離れている必要は無いと思います。実際に生産車が公開された時に、みんなを残念がらせてしまうリスクがありますからね」との事。
とは言え、TAKERIに似てないという声もきとんと把握しているそうで、なかなか難しいですね。。