新型Mazda 6 (アテンザ)の発売開始時期は予定通り今年中。[訂正]
投稿日:2012年08月07日
先日、行われたマツダの第一四半期の決算発表会で、今後の発売車種のロードマップなどが公開されました。
それによると、アテンザの発売は、悪化する円高環境に対して、できるだけ早く売り上げを回復したいとの理由で、欧州と日本に関しては今年中の販売になるそうです。
一方で、北米に対するMazda 6 の販売は、来年初頭から。という事になるようです。
一方で、具体的な説明は無かったのですが、資料上は、i-ELOOP の導入は、2013年3月期からとなっています。
[訂正]2013年3月期=2012年4月~2012年3月の間を指す言葉なので、i-Eloopが遅れるという事を言っている訳ではありませんでした・・・ごめんなさい。
生産自体を前倒ししたため、エンジンや新技術周りの生産が追いついてないのかもしれません。
先日、発表された新型生産開始のニュースでも SKYACTIV-G 車が1号車だったと言われてて居る事から、SKYACTIV-D エンジン搭載の新型アテンザの導入は、CX-5の時と同様に若干遅れる事もあるかもしれません。
また、2014年3月期には、ハイブリッド車を投入。とかなり次期が明確になってきました。今のところ、目撃されている試作車はアテンザのハイブリッド車なので、アテンザのバリエーションの一つとなる可能性があります。
各国の販売状況
日本、北米
新型CX-5の販売は、非常に好調で、第一四半期の決算をもくろみ通りに黒字に転換してくれる原動力となったようです。日本でのマツダ車の販売台数は、前年の第一四半期に比べて44%と大きく伸びています。
SKYACTIV-Dエンジンが予定よりも好調という状況ですが、もし供給が追いついてないようであれば、新型アテンザ(Mazda 6)のディーゼルエンジンの供給にも影響がでるかもしれません。
欧州・中国
欧州は経済危機のまっただ中なので、ロシアの抜かした各国で落ち込みを見せています。
一方で、CX-5自体は2万台のバックオーダーを抱えている状況で、全体の4万4千台の販売台数と比較すると、そのバックオーダーの大きさが伺えます。
中国は販売競争の激化により販売台数の落ち込みを見せているそうです。数字を見ると、ロシア含むヨーロッパよりも大きな市場なんですね・・・流石、10億人の国です。
オーストラリア・そのほか
オーストラリアやその他の市場では、順調な伸びを示しているそうです。
特にオーストラリアでは、CX-5以外にもBT-50の販売が好調で、過去最高の8.9%のシェアを獲得しているそうです。