マツダ・マレーシアで今年中に現地法人との合弁生産・販売会社の設立を計画
投稿日:2012年07月20日
国内生産率が高い一方で、輸出が多いため、円高でかなりのダメージを受けているマツダですが、海外の生産拠点の拡充を急ピッチで進めています。
メキシコやロシアの工場の設立もありますが、アジア圏にも力を入れていて、ベトナム、タイ工場の拡充に続いて、マレーシアで現在マツダ車を販売している「ベルマツモーター社(Bermaz Motor Sdn. Bhd. )」と、今年中の合弁生産・販売会社設立に向けて、協議を開始するそうです。
実は既にベルマツ社とは、2011年に1月から「Mazda 3(日本名:マツダ アクセラ)」の現地組み立てを開始しており、今回、設立を計画している会社では、Mazda 3の他に、2013年前半頃からマレーシア向けの「マツダ CX-5」の現地組み立ても開始する予定でいるそうです。
写真は日本モデルの「マツダ アクセラ」
マレーシアでのマツダの販売シェアは、昨年は過去最高を記録し、台数で6,000台、シェアは1%と順調に足場を固めているそうです。
マツダは、タイ、インドネシア、マレーシアを、ASEAN地域の中核市場の一つとして考えており、2016年3月期までにASEAN地域における販売台数目標を15万台にする事を目指しています。