マツダUKがエコな事故車の修理プログラムを開始 (イギリス)
投稿日:2011年12月29日
マツダUKでは、これまで廃車にしてしまいがちだった車に対して、特別にディスカウントで部品を供給したり、工賃をディスカウントする「Save It」プログラムを開始したそうです。
この「Save It」プログラムは、事故を起こして修理が必要なものの、修理費用がかかりすぎるため、廃車にするかどか判断に迷うような状態の車を救うためのプログラムだそうです。
流れとしては以下の感じです。
ステップ 1: オーナーが、まだ修理可能な事故車をマツダ認定事故修理センター(MAARC:Mazda Approved Accident Repair Centre)に持ち込みます。
ステップ 2:マツダ認定事故修理センターは、事故車の修理に対する査定を行います。
車が”カテゴリーD”と呼ばれる状態で、廃車にするかどうか微妙な状態の場合は、マツダに対して車を廃車にしないために、部品のディスカウントを申し込む事ができます。
ステップ 3: もし事故車を修理した方が良いと判断された場合は、マツダは部品のパーツをディスカウントで提供するとともに、作業費についてもマツダ認定事故修理センターとディスカウントできないか交渉が行われます。
ステップ 4: オーナーは、事故車を修理するか廃車にするか決めます。もし修理する事にした場合は、代車が提供されます。
お客様満足度やディラーや修理センターでの仕事の受注量の増加のためでもあるようですが、こうやって一つの車をできるだけ長く使えるようなシステムを用意するのは良いですね。
イギリスでは、夏の期間よりも冬の期間は20%程の修理センターが忙しくなるそうです。
みなさまも冬の運転にはお気をつけください。